ひなを拾わないでー

へご兄

2010年05月03日 14:21


「おかあちゃんどこ?」
家の前に イソヒヨドリの雛がいました

ほわほわでクチバシのりょうはじが黄色いので

ヒナだとわかります


近くで見ていると 母親がやってきて警戒の声を出し続けます


「どっかいけー」
ゴメンゴメンとアパートの階段を登っても

まだ近くに来て 抗議しています


5分以上ガマンしていて やっと母親はヒナの近くに行きました


「母ちゃんと一緒」
良かったぁ~


この季節によく見られる光景です

水平に2mくらいは飛べても上には飛べない雛

人で言うとようやく歩き始めた1歳児くらいでしょうか

優しいけど知識にない人が連れ去ってしまい

正常な野生復帰ができないで 雛が死に 拾った人も罪悪にさいなまれる・・・

ということが起こります

野鳥の側からすると 誘拐です


そっとしておくか ヒナを高いところにあげましょう

ヒナに人の匂いがつくと親が育てないとか言いますが

2日間人が育てたヒナを 親がいた場所に戻すと育てたということもあったので

大丈夫です

ただしフクロウ等はドブネズミなどを食べています

爪が鋭くひどく不衛生なので 直接は触らないようにしてください


もしヒナの翼が折れているなど あきらかにおかしい場合は

動物病院などに あらかじめ事情を説明して

受け入れてくれるか聞いてみて あなた自身世話をすることができるか考えた上で

連れて行ってあげましょう

それができないなら かわいそうな気もしますが

そっとしておいてあげてください